告発状は、青瓦台が7日にハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長らを虚偽事実の流布による名誉棄損の疑いで検察に告訴したことに対し、「政治的中立を守るべき者が選挙に対する不当な影響力を行使したり、その他選挙結果に影響を与える行為をしてはならない」と定めた9条に違反していると主張した。適切に用いられるべき公権力を青瓦台が悪用し、大統領選が迫る中で告訴・告発を乱発し選挙を混乱させていると主張、政党の政治行為を過度に拡大解釈し強硬な対応に乗り出すことで典型的な新工作政治をみせていると強調した。同団体は告発の背景について、大統領選を控え青瓦台が有力候補に対し刑事処罰を求め、その候補と法的・政治的攻防を繰り広げることで選挙に影響力を行使しようとしているためと説明している。
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