韓国外交部と韓国国防部は、22日にチョン・ウィヨン(鄭義溶)外交部長官とソ・ウク(徐旭)国防部長官が出席し「2021ソウル国連平和維持長官会議準備委員会」による第5回会議を行い、2週間後に迫った長官会議の準備現況と韓国の寄与公約を最終確認したと伝えた。
鄭長官は、この場で「対面式の長官会議を成功させるため、徹底した防疫対策を含み、あらゆる点を適切に確認し、関係部署間で緊密に協力して欲しい」と指示した。
また、「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が第76回国連総会の基調演説で強調されたように、私たちは国連平和維持長官会議の開催を成功させ、国連の平和維持活動がより一層安全かつ効果的に行われるよう、国際社会が緊密に協力するきっかけを作らなければならない」と語った。
徐長官は、今回の平和維持長官会議が「朝鮮半島の平和定着と国際社会の平和への寄与を拡大しようとする私たちの努力を見せることができる最高の機会である」と語った。彼は、「韓国は、国連キャンプの青写真である『スマートキャンプ』モデルを提示し、国連にヘリコプターの資産を供与するなど、実質的な寄与公約を通じ、平和維持要員の安全と任務を遂行するための条件を画期的に改善させることに寄与するだろう」と語った。
政府は、今次長官会議を通じて国際平和及び安保分野における国際的な議論を先導する国家として、平和維持活動の改善に向けた議論を主導し、各国の実質的な公約の発掘を促す計画である。
政府関係者は「今次会議をきっかけに訪韓する多数の高位級幹部と会談し、朝鮮半島の恒久的な平和構築に向けた我が政府の意志を強調し、国際社会の持続的な支持を求める予定である」と語った。
国連平和維持長官会議は、国連の要となる活動である平和維持活動(PKO)分野唯一の最高位級会議である。155か国の外相、国防相、各種国際機構の代表と民間の専門家が招請され、平和維持活動に対する各国の公約を確認する。
特に、今次会議は、コロナウイルス以降、韓国で開催される最大規模の長官級会議であり、来月7~8日にグランドハイアットホテルで本会議を、ソウルデザインプラザで舞台行事などを行う。
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