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李候補はこの日の午後、ソウル市チュン(中)区のプレスセンターで開かれた外信記者クラブ招請討論会で「融和的な対北朝鮮基調に向かうのか」との質問を受け、このように答えた。
ただし、李候補は「今後も融和的な政策がより有用なのか、強硬政策がより有用なのかは展開状況によって判断が異なる」と強調した。
対北朝鮮融和策を採択するか、強硬策を採択するかは、戦略採択時点の客観的状況を分析し、朝鮮半島の平和と安定に寄与する方式を選ぶ必要があるという説明だ。
また「必ずしも強硬策や融和策が正しいわけではなく、必要ならばアメとムチを同時に使うことも、比重の調整もできる」と付け加えた。
昨年、北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したことをどう思ったかとの質問には「当然すべきではなかったことであり、残念なことだ」と答えた。
続いて「南北合意内容を守ろうと努力しなければならず、今後対決を通じて互いに共倒れするのでなければ、可能な限り戦争をしながらも、一方では手をつながなければならないのが国際関係だ。私も利益になるが、相手も利益になる方式が現実的である」と明らかにした。
さらに「今後も合意したことは守り、過ちを明確に指摘し、対話と疎通を通じて双方が利益になる道を探していかなければならない。そのためには本当に多くの努力が必要だが、それだけの価値がある」と主張した。
キム・デジュン(金大中)元大統領の太陽政策については「それを通じて朝鮮半島に相当程度の安定をもたらしたと信じる。制裁と圧迫という強硬政策が、果して西側諸国が望む結果が出たのかという観点で、(何が)100%確実だと言うことは難しい」と述べた。
李候補はまた「戦って勝つことは重要だ。しかし、もっと重要なのは戦わずに勝つことで、それよりさらに上策なのは戦う必要のない状態を作ることだ。朝鮮半島政策での核心的目標は、再びこの地で数百万人が死亡し、我々が成し遂げたすべてのものが破壊される戦争を防ぐことである」と述べた。
続いて「結局は戦争状態を終えて、対決の時代を越えて平和に共存し、さらにお互いに利益になる関係を発展させ、共同繁栄すること(が目標)だ」と強調した。
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