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この「オミクロン株」は、これまでのワクチンにより形成される免疫力を無力化させる可能性まであがっていることから、ワクチン開発企業たちはこの変異株を分析し、これに対応するワクチンの開発に乗り出した。
モデルナ社は26日(現地時間)声明を通じて「新たな新型コロナ変異株として懸念されているオミクロン株に対応するブースター接種(追加接種)のためのワクチンの開発を始めた」と発表した。
ファイザー社とバイオンテック社も「必要な場合、新たな変異株に合った新たなワクチンを100日以内に出荷することができる」と伝えた。
ノババックス社は「我々は最新変異株と新型コロナの持続的な進化に対応するために、引き続き努力していく」と伝えた。
ジョンソンエンドジョンソンも「新たな変異株に対するワクチン効果を試験している」として、オミクロン株に対するワクチンの効果をすでにテストしていることを明らかにした。
「オミクロン株」はアフリカのボツワナで発見され、南アフリカ共和国で拡散している。ウイルスの「スパイクたんぱく質」に32か所の変異が生じていて、感染力が高いと懸念されている。
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