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農林畜産食品部(部は省に相当)は30日、ことしイチゴ専用航空機をシンガポールに次ぎ香港まで拡大運営すると明らかにした。
農林畜産食品部は昨年、新型コロナウイルス事態の長期化に伴う物流混乱でイチゴの輸出にダメージを受けた輸出農家を支援するため、シンガポール行きのイチゴ専用航空機を運営した。イチゴは流通期間が短く、新鮮度の維持のため輸出量の95%以上を航空で輸送する。
シンガポールへのイチゴ専用航空機はイチゴの輸出シーズンである昨年12月からことし4月まで計88回運営され、シンガポール向け輸出イチゴの91%がこれにより輸出された。
農林畜産食品部はことし路線拡大を要求するイチゴ輸出業界の意見を反映し、イチゴの輸出先1位である香港まで路線を拡大する。香港とシンガポールへのイチゴ輸出量はイチゴ輸出全体の60%を超える。
農林畜産食品部はイチゴが本格的に輸出される12月1日から5か月間、香港は毎日2回、シンガポールは火~金曜日と日曜日の週5回、専用航空機を運航する計画だ。また、専用航空機を利用する輸出メーカーの物流費用負担を減らすため、標準物流費の7%も追加支援する。
政府のこうした支援などに後押しされ、イチゴの輸出は大きく増加している。今年に入り今月27日までイチゴの輸出額は5210万ドル(約59億円)で前年同期比29.3%増加した。農林畜産食品部はことし6500万ドルの輸出額達成を目標にしている。
農林畜産食品部のチョン・ヒョンチュル食品産業政策官は、「イチゴ専用航空機の運営を通じ、物流混乱という悪条件の中でも韓国産プレミアムイチゴが順調に輸出されることを期待する」とし、「今後も韓国産イチゴの輸出拡大のため、生産から輸出の全段階にわたる支援を惜しまない」と話している。
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