李候補はこの日午後、自身のFacebookでこのように述べ、「遅延された正義は正義ではない」と述べた。また、「3年前の11月29日、日本の三菱重工業を相手に強制徴用被害者が提起した損害賠償請求訴訟で、大法院(最高裁)は原告勝訴の判決を下した」とし、「5年以上続いていた至難の裁判過程の苦痛も、勝訴判決で終止符を打つと思われていたが、強制徴用被害者は訴訟の時期よりつらい時間を過ごしている」と伝えた。
続けて「三菱側が大法院の判決にもかかわらず慰謝料を支払わずにおり、資産差し押さえや売却命令が下されれば抗告する手法で時間を長引かせているからだ」とその理由を説明した。
李候補は日本政府の対応に憂慮を表した。彼は「大法院の判決以降、日本政府が韓国政府に持続的に“経済報復”を示唆し、裁判結果を否定している」と指摘。さらに、「大法院判決を認める前提の上で、問題の解決方法を改めて探さなければならない」とし「日本は誠意ある謝罪で被害者の苦痛に答え、賠償履行の現実的な案を迅速に検討すべきだ」と訴えた。
また、「わが政府も積極的に解決に乗り出すべきで、外交の葛藤(かっとう)を回避する間、高齢の被害者5人のうち2人が故人となった。被害者の待つ時間がこれ以上長くならないよう共に努力したい」とつづった。
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