マンションのインターホンに続き設備制御システムもハッキング被害、全国260のマンションを点検=韓国(画像提供:wowkorea)
マンションのインターホンに続き設備制御システムもハッキング被害、全国260のマンションを点検=韓国(画像提供:wowkorea)
国家情報院は最近、海外の国を対象にしたハッキング攻撃に悪用された韓国のIPアドレス情報を入手した。調査の結果、ソウル市にあるマンションに設置された施設物管理用の設備自動制御システムサーバーがハッキングされた事実を確認し、対応措置を取っている。

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ソウル市のシステムは3月初めにハッキングされた後に遠隔制御プログラムが設置され、世界40か国にあるサーバーを攻撃する経由地として利用されていた。

同院は今回ハッキングされたシステムが、同一のメーカーを通じて韓国内の少なくとも260か所のマンションやビルに設置されたほか、現時点で約10の業者が同一のシステムを納品したとみている。このため調査結果および内容を、関係機関や韓国のセキュリティ企業、サイバー脅威(きょうい)情報共有システム(NCTIㆍKCTI)に伝えた。

また関連機関と共にソウル市のマンションを点検し、被害を受けたシステムに対しては外部からのインターネット接続を停止して、ハッキング攻撃の主体と具体的な被害状況を確認している。海外の協力機関にもハッキングに活用された悪性コードなど関連情報を提供し、攻撃主体の割り出しに必要な情報共有を要請する計画だ。


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