大統領選挙に向けた韓国野党の活動

韓国与党「国民の力」のユン・ソクヨル（尹錫悦）大統領候補は、10日から1泊2日の日程で、カンウォンド（江原道）を訪問する。尹候補は、同日、地元であり、また、クォン・ソンドン（権性東）事務総長の地域選挙区でもあるカンヌン（江陵）を訪問し、支持を訴える計画である。


尹候補は、午後5時30分、江陵中央市場を訪問し、午後7時には青年小商工人との懇談会に出席し、青年層の支持を確保する活動を続ける。その後、イ・ジュンソク（李俊錫）代表とともに江陵コーヒー街を訪問し、午後8時には凶器を所持していた犯人を制圧したチョン・チュンヒョンさんとビョン・ジョンウさんと面会する。

6日、国民の力の選挙対策委員会（選対委）が、「活性化させる選対委」を発足しただけあって、尹候補はソウルマポグ（麻浦区）で一日自律防犯隊として巡視するなど、被害者の保護と治安を強調している。

尹候補は、前日「江原道は、私の地元であるだけでなく、政治を始めてから江原道を一度もきちんと訪問できなかった場所である」とし、「土曜日にチュンチョン（春川）で、選対委の発足式があるため色々と計画しているが、コロナウイルスのため色々と考慮しなければならないところがある」と語った。

国民の党のアン・チョルス（安哲秀）大統領候補は、同日午前10時、国会でコロナウイルスに対応するための緊急提案記者会見を行う。安候補は、自営業者に対し、最大限支援を保障する必要があると主張するものとみられる。

午前11時には、韓国障害者団体総連盟が主催する第23回全国障害者指導者大会に出席し、午後2時には、社会福祉ビジョン宣言大会を訪問する。そして、午後5時、クォン・ウンヒ（権垠希）議員が主催する警察協議会法案の可決2周年懇談会にも出席する。