香港立法会選挙を19日に控え、当局が市民に投票を呼びかけ=台湾報道(画像提供:wowkorea)
香港立法会選挙を19日に控え、当局が市民に投票を呼びかけ=台湾報道(画像提供:wowkorea)
香港の立法会選挙が今月19日に行われる。これを受けて、香港政務司の李家超司長が市民に投票へ行くよう呼びかけている。

 李司長は多くの「外国のエージェント」が香港に潜伏しており、選挙を妨害していると主張。このような活動に打ち勝つためには、積極的に投票を行うのが最も直接的な方法だとしている。

 香港立法会選挙についての調査では、調査対象者の40%が投票に行かないと回答しており、今回の立法会選挙は歴代最低の投票率を記録する可能性が指摘されている。

 李司長はインターネット・メディアで「投票行動で破壊勢力をくじこう」というタイトルの文章を投稿。その中で「香港の治安向上と発展をよく思わず、一国二制度の成功を願わない人々がいる。彼らは『香港国家安全維持法』を何としてでもけなし、『愛国者による香港統治』に反対し、様々な手段を用いて今回の選挙を妨害しようとしている」などと主張した。

 外国勢力の干渉に対する中国側の対抗策としては、マカオ政府が13日にマカオ国家安全委員会に国家安全事務顧問(1人)と国家安全技術顧問(3人)のポストを新たに設置すると発表し、14日から任務を開始するとしている。

 国家安全事務顧問には中国中央政府の駐マカオ連絡弁公室・傅自応主任が任命されており、国家安全維持などに関わる業務を行うという。
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