オーストラリアを訪問した理由について、文大統領は「鉱物とレアアース(希土類)の供給網を巡る協力、防衛産業での協力が目的だった」とし、「両国は炭素中立(カーボンニュートラル)関連技術を分かち合い、水素協力、宇宙開発も共に行っていく」と説明した。国交樹立から60年を迎え、両国関係を「包括的な戦略パートナー」に格上げしたことも伝えた。
また、キャンベラでオーストラリアの朝鮮戦争参戦者との夕食会を開いたことは非常に有意義だったとし、「この方々が一番つらかったのは韓国の寒さだったという。見知らぬ国、見知らぬ人々のために命をささげたということを実感した」として感謝の意を示した。
文大統領はこの日夜に帰国する予定だ。
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