決勝戦2セットで2イニングに攻撃の機会を得たCaudronがバンクショット2つで追撃を始めると、そのまま15得点を入れセットを終えた。15:2の“パーフェクトキュー”を完成させたCaudronのセットアベレージは7500だ。
優勝したCaudronは「優勝するまでたくさんのエネルギーと努力が必要だった。とても幸せだ」としながら、「すべての大会でベストを尽くし勝ちたい」と述べた。
女子部LPBAでは“ビリヤードの天才”キム・イェウン(韓国)がユン・ギョンナム(韓国)にセットスコア4:1で勝利。LPBA開幕戦での優勝以来、1年5か月ぶりに2度目の頂点に立ち、賞金2000万ウォン(約200万円)を獲得し、シーズンランキング2位に浮上した。
優勝後、キム・イェウンは「2度目の優勝が思いのほかはやく訪れてくれてうれしい。来年にはさらに1回優勝を増やせるようベストを尽くして練習する」と明らかにした。
2019年にスタートしたPBAプロビリヤード協会は、文化体育部長官を歴任してプロバスケットボールKBL総裁と仁川アジア競技大会組織委員長などを務めたキム・ヨンス氏が総裁に就任し、グローバルプロリーグを推進した。
日本からは男子部に小林英明と森雄介が、女子部に林奈美子、界文子、小林涼子、肥田織里恵、東内那津未が参加した。
1日のビリヤード場への来客120万人、愛好家1200万人と推定される韓国ビリヤード市場もプロリーグが始まって、50~70年代のビリヤードに対する懐かしさと共に、最近になって10~20代の若い女性が高い関心を見せ、ビリヤード場の客数も着実に増加している。
特に、韓国のみに存在する「BilliardsTV」は既に2500万視聴者を保有するビリヤードの専門チャンネルで、国内外の主要大会をはじめ、レッスン番組などを24時間放送し、底辺拡大に大きな影響を及ぼしたと見られる。
韓国女子プロビリヤード大会の決勝
韓国女子プロビリヤード大会の決勝
Copyrights(C)wowkorea.jp 3