今回の対象者のうち目を引くのは、宋秉ジュン、李址鎔(イ・ジヨン)、李斗ファン(イ・ドゥファン)の3人で、当初はその活動時期から第1期調査対象に分類されていたが、昨年の対象者決定通知が戻ってきたため、第2期リストに入れられた。宋秉ジュンは李完用(イ・ワンヨン)と並ぶ代表的な親日派に挙げられる。李完用内閣で農商工部大臣や内務大臣を歴任し、韓日併合の請願書を自ら出し、日本から爵位を与えられた。李址鎔は1905年に内務大臣として韓国支配を決定付けた乙巳条約(第2次韓日協約)に賛同し、「乙巳五賊」と呼ばれる。李斗ファンは明成皇后殺害に加担した人物で、全羅北道の監察史と知事を務めた。
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このほか伊藤博文の養女になり密偵の役割を果たしたペ貞子(ペ・ジョンジャ)、皇族ながら売国公債の発行に資金を出し爵位を受けた李載覚(イ・ジェガク)なども含まれた。
委員会はこの日発表された202人の直系親族や利害関係者に74日間の異議申請期間を与え、11月30日ごろ最終リストを確定し第2期調査報告書を発行する計画だ。委員会は昨年12月、李完用ら第1期親日反民族行為者106人のリストを確定し、関連報告書を青瓦台(大統領府)と国会に提出している。
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