【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、18日午前0時から来年1月2日までの16日間が特別防疫期間に指定され、全国で私的な集まりの人数が4人までに制限される。 飲食店やカフェなどの営業時間は午後9時までに短縮される。教会など宗教施設での行事は、ワクチン未接種者が含まれている場合、収容定員(座席数)の30%以内で、2席空けて行わなければならない。 これまで私的な集まりはワクチンの接種歴に関係なく、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)は6人、首都圏以外の地域では8人まで集まることができた。 クリスマスや忘年会、新年会などの時期に人の移動が増えることや、冬季をむかえて室内での活動が多くなる点を考慮して、私的な集まりの人数制限が強化された。 未接種者が飲食店を利用する場合は、1人で利用するか、持ち帰り・宅配サービスを利用する。 新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」が先月から始まったことで、飲食店などの営業時間制限は解除されていたが、飲食店、カフェ、室内スポーツ施設などは午後9時まで、映画館や公演施設、インターネットカフェ、学習塾などは午後10時までに再び制限される。 ただ学習塾のうち、入試予備校や読書室などは時短対象の例外になる。 宗教関連の行事の規模も制限される。未接種者が含まれる場合は、座席の30%、最大299人まで入場が可能で、未接種者がいない場合は座席の70%まで認められる。 これまでは接種歴を問わず、収容定員の半分まで、接種完了やPCR検査の陰性を証明する「防疫パス」の提示があれば、定員の100%まで認められていた。 大規模なイベントや集会の開催も当面難しくなる。これまで未接種者が含まれる場合は99人まで、接種完了者だけの場合は499人まで認められていた行事の人数制限の基準が未接種者を含む場合49人、接種完了者だけの場合は299人になる。 スポーツ大会やフェスティバルなど300人以上が集まる行事はこれまで通り、関係官庁の承認を受ける必要があるが、今後2週間は必須の行事以外は原則的に開催を認めない。 結婚式や葬式などの参加人数はワクチン未接種者を含む場合は49人まで、接種完了者だけの場合は299人までに制限される。
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