「流行性出血熱」の感染が相次ぐ...死亡率0.4%=中国(画像提供:wowkorea)
「流行性出血熱」の感染が相次ぐ...死亡率0.4%=中国(画像提供:wowkorea)
中国陝西(せんせい)省西安(せいあん)市で「流行性出血熱」と呼ばれる腎症候性出血熱の感染者が相次いで発見されて、地域社会が緊張状態となっている。

中国の健康時報によると19日、西安市の疾病管理センターは、冬に入って西安市で流行性出血熱の感染者が何人か出たと明らかにした。最初の感染者は18日に発見され、正確に何人が感染したかについては公開しなかった。

流行性出血熱は発症初期のインフルエンザに似た症状を示し、出血などの症状を引き起こす急性発熱性の疾患だ。最悪の場合は死亡に至ることもあり、地域社会は緊張に包まれている。

中国のネットユーザーたちの間では、イチゴが感染源であるという噂が回っているが、専門家らは全く関係がないと説明した。

主な感染源はネズミの72〜90%を占めるセスジネズミである。セスジネズミの排泄物が乾燥して、呼吸器を介してハンタウイルスなどが伝播されるのだ。人間間でのウイルスの伝播はしないことが分かった。

中国の防疫当局によると、2020年1〜8月に中国の関連感染者は4359件が発見され、このうち21人が死亡した。2019年にも9596件の感染事例のうち44人が死亡し、平均死亡率は0.4%に達している。
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