選挙制度の改編後、初めて実施された香港議会選挙の投票率は過去最低を記録した(画像提供:wowkorea)
選挙制度の改編後、初めて実施された香港議会選挙の投票率は過去最低を記録した(画像提供:wowkorea)
選挙制度の改編後、初めて実施された香港立法会(議会)選挙の投票率は、過去最低の30.2%を記録した。

香港選挙管理委員会によると、19日午前8時30分から午後10時30分までの14時間、投票所600か所で投票が行なわれたが、有権者447万863人のうち計135万680人だけが投票に参加し、投票率は30%をやっと超えた。

きょう(20日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、投票率30.2%は、英国領であった香港が中国に返還された1997年以降の最低記録である2000年の43.57%をかなり下回ったものである。また、中国返還以前の最低値(1991年の39.1%)よりも、さらに低い投票率である。

香港政府はこの日一日、地下鉄・バスなどの公共交通を無料にしたが、多くの人々が投票所に出向くことはなかった。

中国はことし3月末「愛国者が治める香港」を基調にし、香港の選挙制度を改編した。

地下鉄とバスが無料で提供されたが、市民たちは「意味のない選挙」をボイコットし家族と行楽に出かけ、オーシャンパーク・ディズニーランドなどは観光客であふれかえった。

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