MBC新月火ドラマ『イサン-正祖大王』が、子役俳優パク・チビンの涙演技が引き立った中、初回放送で14.0%(TNSメディアコリア全国基準)を記録し、順調な視聴率を記録した。初回で英祖(イ・スンジェ)の怒りを買った荘祖(イ・チャンフン)が、米びつに閉じ込められた後、幼い息子イサン(パク・チビン)が王の命令に背きながら食べ物を持って父に会いに行き、涙を流しながら交わす会話と演技を披露し、これを視聴した視聴者たちの胸を熱くさせた。とくに命をかけて父を訪ねてきた幼いイサンが、父・荘祖に「お父さん、たくさん持ってこれませんでした、これでも召し上がって下さい」と言うと、米びつの中にいる荘祖が「早く行け」と、息子にまで災いが及ぶことを憂慮する切ない父子の愛情を感じさせた。

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同時に、英祖役のイ・スンジェの変身もまた、ファンの頭に刻まれたコミカルなシットコムとは異なる型破りな姿だった。強烈でカリスマ溢れる帝王の姿で、今後のドラマの軸となる役柄に対する活躍が期待されるという反応を得ている。

今後、幼い子役に続きイサン役のイ・ソジンが、父・荘祖を失い厳格な祖父の教育と和緩翁主(ファワンオンジュ)のけん制の中、正祖(チョンジョ)として成長し、改革を試みる一代記をどのように描いていくのか、高い期待を集めている。

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