李在明氏(右)と尹錫悦氏(資料写真、国会写真記者団)=(聯合ニュース)
李在明氏(右)と尹錫悦氏(資料写真、国会写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社4社が23日に発表した来年3月の大統領選候補の支持率は、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が2週間前の前回調査より3ポイント低い35%、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長は7ポイント下落の29%となった。李氏よりも尹氏の下げ幅のほうが大きく、両氏の差は2週前の前回調査の2ポイントから6ポイントに拡大した。ただ、依然として誤差の範囲内にとどまっている。

 中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の支持率は6%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表は4%だった。

 支持する候補がいないと回答するか、回答を保留にした人の割合は25%となり、前回より8ポイント上昇した。李氏、尹氏とも本人・家族巡る疑惑が報じられており、選択を保留にする有権者が増えたとみられる。

 大統領選候補の家族に対する検証は当然と答えた人は68%で、不適切とする回答(28%)を上回った。

 大統領選で「国政運営に対する審判のため野党候補に投票すべき(政権審判論)」との回答と「安定的な国政運営のため与党候補に投票すべき(国政安定論)」はいずれも42%となった。政権審判論は4ポイント下落したが、国政安定論は変わらなかった。

 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は2週間前から2ポイント上昇し45%、不支持率は3ポイント下落の49%だった。

 調査はエムブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4社が20~22日、全国の18歳以上の1000人を対象に実施した。


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