防疫強化措置を２週間延長へ　３１日発表＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、１８日から強化された防疫措置が２週間延長される。防疫当局が３０日明らかにした。　防疫措置の延長は３１日に開かれる中央災難（災害）安全対策本部の会議で発表される予定だ。　政府は１８日午前０時から来年１月２日までの１６日間を特別防疫期間とし、私的な集まりを最大４人に制限し、不特定多数の人が利用する施設の営業時間を短縮させるなど、防疫措置を強化した。最近になって感染拡大の勢いが多少衰えたことから、措置に効果があったと判断し、延長を決めた。　また、主な指標が完全に好転しなかったことや、感染力の強い新たな変異株「オミクロン株」に対する懸念が高まっていることなども考慮された。重篤・重症患者用病床の確保が終わっていないことも、厳しい状況管理が必要との判断につながった。