CNBCインドネシアなどの主要外信によると1日、インドネシアのエネルギー鉱物資源部の公文書を引用して、政府がこの日から31日まで石炭輸出を禁止したと伝えた。
公文書には、現在の内需供給が低調で発電所の稼働支障による国家電力システムへの影響が懸念されて、これらの措置を発動するという内容が盛り込まれているとメディアは伝えた。
特に、輸出のために船舶に積載された石炭までも、国内の発電所に先に送るようにする指示も含まれた。今回の公文書は石炭採掘生産業者と輸出業者に発送された。
インドネシア政府は発電所に供給する石炭価格を1トン当たり最大70ドル(約8000円)に制限し、業者別に石炭生産量のうち、少なくとも25%は国内市場に供給するような政策を実施している。
インドネシアは昨年だけで約4億トンの発電用石炭を輸出した。インドネシアで採掘された石炭の最大輸入国は、中国、インド、日本、韓国などとなっている。
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