文大統領はこの日、自身の任期最後の新年のあいさつを通じて「国民の未来を左右する大統領選挙が迫っている。国民の生活と国家の未来において熾烈(しれつ)に競争し、国民の選択を受ける民主主義の祝祭の場となるよう願う」と語った。
文大統領は「政治の主人は国民であり、国民の参加が民主主義を発展させ政治のレベルを高める力となる」とし「国民の皆さまは積極的に選挙に参加され、よい政治を導いてくださるよう願う」と語った。つづけて「我々の歴史は、試練と挫折を乗り越え立ち上がった偉大な成功の歴史だった。考えが違ったとしても、大きな意味で団結し協力して成し遂げた歴史だった」とし「再び団結し互いを抱き合い、未来へと共に進んでいこう」と強調した。
南北関係について文大統領は「これから行くべき道が長く遠いということは事実だ」とし「政府は機会があれば最後まで、南北関係正常化と後戻りしない平和の道を模索し、次期政府でも対話の努力が続いていくことを願う」と語った。また「まだ未完の状態である平和を持続可能な平和へと制度化する努力を、任期の最後まで止めることはない」と語った。
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