韓国造船業が8年ぶりの最大実績、高付加価値船・エコ船舶は世界1位に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国造船業が8年ぶりの最大実績、高付加価値船・エコ船舶は世界1位に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
産業通商資源部は2021年、韓国の造船産業が1744万CGT(標準貨物船換算トン数)を受注し、2013年(1845万CGT)以降8年ぶりの最大実績を上げたと発表した。

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実績上昇にもっとも貢献したのは、高付加価値船とエコ船舶だ。

高付加価値船の場合、世界の発注量である1940万CGT、302隻のうち、韓国は65%に相当する1252万CGT、191隻を受注し市場1位を達成した。

船種別では、最近船価が上昇している大型液化天然ガス(LNG)タンカー(174キロ立法メートル以上)において、韓国が世界の発注量の89.3%を受注したほか、超大型原油タンカー(VLCC)は88%、海運費上昇で発注量が大きく増えた1万2000TEU(20フィートコンテナ換算)以上の大型コンテナ船は47.6%を受注した。

エコ船舶もまた、世界の発注量である1709万CGTの64%に相当する1088万CGTを受注し、受注量で世界トップに立った。

燃料別でみたエコ船舶の受注量は、LNG(82.4%)が大部分を占め、これに液化石油ガス(LPG)(11.6%)、メタン(4.5%)が続いた。

さらに昨年の船舶輸出額は230億ドル(USD、約2兆6684億円)を記録し、前年比16%増加した。2017年以降、4年ぶりの好実績となる。

ただし、ことしは発注が減少する展望だ。英国の造船・海運市況分析機関の英クラークソン・リサーチはことし、世界での発注が前年に比べ23.3%減の3600万CGTになると展望した。

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