また2020年4月から韓国MSを率いているイ・ジウン代表は、韓国MS最初の女性代表となる。韓国アドビも、男性が大多数だった営業分野で経歴を積み、韓国MS、デル・ソフトウェア・コリアなどIT業界で30年近くの経験があるウ・ミヨン副社長を新たな代表としている。
外資企業だけではない。昨年12月には新韓銀行のチョ・ギョンソン副頭取が新韓DSの代表に内定し、グループ初の女性CEOとなった。ネイバーは昨年、米ハーバード・ロー・スクールを卒業した1981年生まれのMZ世代女性CEO、チェ・スヨン氏を代表に内定した状態だ。
韓国内外のIT企業が女性人材を重視するのは、きめ細かさといった実務能力だけでなく、共感力など繊細なリーダーシップに強みがあるためとの評価がある。業界の関係者は「ミレニアル世代とコミュニケーションを取って働くためにも、リーダーには共感力が必須」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101