文大統領はこの日、大統領府国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議の結果報告を受け、このように指示したとパク・ギョンミ大統領府報道官が会見を通じて伝えた。合同参謀本部によると、北朝鮮は午前7時27分頃、日本海上に弾道ミサイルと推定される発射体1発を発射した。大統領府はソ・フン(徐勲)国家安保室長の主宰でNSC緊急常任委員会を開催し、北朝鮮のミサイル発射に対して「強い遺憾」を表明した。北朝鮮は1月5日にも弾道ミサイルを発射した。弾道ミサイルの発射は国連安全保障理事会の決議違反である。
ただし、大統領府は文大統領の終戦宣言の意志に変わりはないという点を重ねて強調した。
大統領府の主要関係者は「韓国政府が終戦宣言を速やかに推進して当事国間の信頼を構築し、朝鮮半島平和プロセスの進展を望むという考えは一貫している」と述べた。
この関係者は文大統領が北朝鮮のミサイル発射について憂慮を表明し、‘大統領選挙’に言及したことについては「大統領府は政治的に中立を守るという考えを表明し続けてきた。時期的に3月9日に大統領選挙を控えているからだが、政治的転換の時期には南北関係が緊張しないことはいつものことだが、さらに必要だ」と述べた。
さらに、文大統領の大統領選への言及が「大統領選に影響を与えようとする北朝鮮の意図を念頭に置いた発言か」との質問には「(大統領の言葉は)そうしたことに基づいて述べたのではない」と付け加えた。
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