中国・深圳でも「オミクロン株」感染者確認＝中国報道

中国・深圳（しんせん）市は、17日に開かれた新型コロナウイル感染症予防対策に関する記者会見で、16日に確認された国内感染例のうち1つが「オミクロン株」に感染したものであったと発表した。深圳市では初めての「オミクロン株」の市中内感染例となる。

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今回深圳で確認された「オミクロン株」は、天津（てんしん）や上海、珠海（しゅかい）、北京などで報告されている「オミクロン株」とは関連が見られず、北米で多く検出されている配列のゲノムと100%同源であることが確認された。

今回の「オミクロン株」患者は、1月12日に北米より発送された郵便物を取り扱い、14日に咽頭痛の症状が見られ、15日にPCR検査で陽性反応が見られた。

これを受け深圳市当局は、感染者が国外からの郵便物を通じて感染した可能性は排除できないとした。現在さらなる疫学調査が進められている。

また、当該患者に関連し、17日の時点で濃厚接触者284人、2次濃厚接触者278人に対して隔離措置が取られている。