日本政府は岸田首相主宰で開かれた閣議で、関係省庁連絡会議の結果を承認した。これによって、日本政府は佐渡鉱山の候補推薦書をユネスコ世界遺産委員会の拠点があるフランス・パリに提出する。
これに先立ち岸田首相は先月28日に、佐渡鉱山を来年の世界遺産に登録することを目標に推薦すると明らかにしており、外務省などは前日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、佐渡鉱山推薦のための内閣承認を要求することを決めていた。
佐渡鉱山が登載されるかどうかはユネスコ調査団の現場点検を経て、早ければ来年夏にも決定される予定だ。しかし共同通信は、これと関連して韓国が反発していることから、ユネスコが韓国と日本がこの問題について二国間協議を行うように促すこともあり得るとし、審査が先送りされる可能性もあると見通した。
強制労働の現場である佐渡鉱山を世界遺産に推薦することは適切ではなく、直ちに撤回しなければならないという韓国側の批判に対し、日本政府は「日本は韓国の主張を受け入れられないと韓国側に表明した」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 82