江陵市によると、先月、神戸総領事館と東京に駐在の韓国市道知事協議会江原本部などを通じて朝鮮人労働者5人に関する歴史的事実を確認する手続きを終え、3月26日に日本で感謝状の伝達式を開催するという。
先日、江陵市とソウル市で活動する独立研究家らは、日本で死亡した朝鮮人労働者に対する追悼碑の建立や祭祀をおこなっていた事実を確認し、これに携わった日本の歴史家や在日韓国人ら8人に対して感謝状の伝達を要請する請願書を昨年11月に江陵市に提出していた。
市の関係者は「朝鮮人労働者の残念な死を発掘し、この100年以上の間、魂を慰めてくれた8人に感謝の気持ちを伝えることにした」と述べた。
特に満福寺では1914年に神戸の水道管工事中に死亡した江陵市出身のキム・ビョンスンさんら3人に対して1920年から祭祀を行ない、1929年の武田尾ダイナマイト爆発事故で死亡した2人の朝鮮人移住労働者を含めた5人に対する祭祀も100年以上に渡って行なってきた。
また江陵市の関係者は「日韓両国の国民にとって不幸な過去を清算し、友好と親善の新しい時代を開く先駆者の模範を見せてくれたので、江陵市民を代表して感謝したい」と伝えた。
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