約40年ぶりのタクシー相乗り合法化から1週間が過ぎた4日、「パンバンタクシー」を運営するコナトゥスのキム・ギドン代表は述べた。コナトゥスは政府のサンドボックスとして、2019年8月からソウル市でタクシーの相乗りを試験運用しているモビリティ企業だ。
キム代表は「当社の相乗りサービスは22時から10時の間に提供されるが、ソーシャルディスタンスで21時前に多くが帰宅するため、利用者がいない」と説明した。
こうした市場状況のせいか、配車サービスを提供する他のモビリティプラットフォーム企業も規制緩和以降、同様の事業に敏感になると予想されていたのとは反対に、顔をそむけているもようだ。
カカオモビリティ(「カカオT」)の関係者は「タクシーの相乗りと関連した事業の準備、もしくは内部での検討はない」と話し、VCNC(「タダ」)も「相乗りサービスは考慮していない」と明かした。
また法律は施行されたものの、規制改革委員会による施行規則と関連した規制審査が残っている点も、事業者たちがすぐに新事業に乗り出せない背景となっている。施行規則が決まるまでは「パンバンタクシー」のみ相乗り事業が可能となっている。業界は早ければことし上半期中に検討が終わるとみている。
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