イ・ヨン の最新ニュースまとめ
党内では、一本化のゴールデンタイムがあと1週間に迫る中「ユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領選候補が決断する時だ」という声もあがっている。
イ・ジュンソク(李俊錫)党代表はこの日「漠然と『統合すれば勝つ』というレベルの話が選挙の論議となる瞬間、わが党は旧態へと進むだろう」とし「責任者たちの間では(一本化の話は)出ないだろう」と語った。クォン・ヨンセ選挙対策本部長も前日の声明文で「『一本化の論議を始める時がきた』という選挙対策本部内の一部のインタビューの内容は、個人の意見にすぎない」と一蹴した。
党内の自強派は支持率拡張のカギを「野党“国民の党”のアン・チョルス(安哲秀)候補との一本化」ではなく「ホナム(湖南:全羅南北道)攻略」とみている。湖南はこれまで「保守の不毛地」であったが、逆にそれは「チャンスの地」だとみることもできるという認識によるものだ。
これまで1ケタが当たり前で会った尹候補の湖南での支持率は、最近いくつかの世論調査で「20%」へと上昇し始めている。また、自強派たちは「アン候補との一本化は、半分の効果しか出ない」とみている。
これに対して、同党政権交代同行委員会のイ・ヨンホ対外協力本部長はこの日、ラジオ番組とのインタビューで「より大きく勝つためには、(一本化を)することが必要だとみている」と主張した。また選挙対策本部のウォン・ヒリョン政策本部長も「時がきた。候補者登録の前に一本化をすべきだ」と語った。
党内の統合派は、ユン候補と与党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)候補の支持率が「接戦」という点を、一本化の必要性の根拠としてあげている。「“一本化”というブースターを効かせなければ、勝利を確かにすることはできない」ということである。
一方、ユン候補は前日、アン候補との一本化問題について記者たちに「私が公に言及するには不適切な事項だ」とし「私と選挙対策本部で扱う問題だ」と語った。ただユン候補は去る4日に行われた韓国日報とのインタビューで「一本化は、アン候補と私の間で電撃的に決める事案だ」とし「(一本化の可能性を)排除する必要はない」と語ったことが伝えられている。
野党の間では、候補者登録期間(今月13~14日)が「両者一本化」の第1次マジノ線(最終ライン)で、投票用紙印刷日(2月28日)の前日が第2次マジノ線とみられている。さらに、事前投票開始日(3月4日)がデッドラインと言及されている。
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