EV用バッテリーの上位3社による昨年のバッテリー生産量。青はテスラ向けの割合(画像提供:wowkorea)
EV用バッテリーの上位3社による昨年のバッテリー生産量。青はテスラ向けの割合(画像提供:wowkorea)
カナダの市場調査会社、アダマス・インテリジェンスによると昨年、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)とLGエナジーソリューション、日本のパナソニックによる電気自動車(EV)用バッテリーの市場シェアは計67%だった。前年の71%に比べて小幅に縮小したが、上位3社の支配力は依然として強い状態だ。

これら3社はすべて米テスラのEV向けにバッテリーを供給することで、市場の上位を占めている。

CATLは、昨年生産したバッテリーの21%をテスラのEV「モデル3」と「モデルY」に供給した。LGエナジーソリューションのバッテリーもまた「モデル3」と「モデルY」に搭載されており、全生産量の19%をテスラに供給した。

パナソニックはテスラに供給するバッテリーの割合が、全生産量の87%に達した。テスラによるEVの全モデルにバッテリーを納品している。

テスラはパナソニックと、新型電池「4680」の開発を進めており、1~3月期中に「モデルY」に搭載する計画だ。

ソジョン(瑞靖)大学自動車学科のパク・チョルワン教授は「4680は従来の中・大型のパウチ型バッテリーに比べ、生産速度が速いという特徴がある。4680の最初の生産規模がどの程度かによっては、パナソニックがEV用バッテリー市場で順位を上げる可能性もある」と分析した。

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