海外メディアも注目したキム・ヨナの「ドーピング問題」言及…「キム・ヨナが“珍しい発言”をした」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
海外メディアも注目したキム・ヨナの「ドーピング問題」言及…「キム・ヨナが“珍しい発言”をした」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ドーピング波紋にも2022北京冬季オリンピックに出場可能となったカミラ・ワリエワ(ROC/女子フィギュア/15)選手をめぐり、“フィギュア女王”キム・ヨナが忠告をすると、海外メディもこれに注目した。

キム・ヨナ の最新ニュースまとめ

 キム・ヨナは14日、自分のSNSに「ドーピングを違反した選手は試合に出場できない。この原則は例外なく守られなければならない。すべての選手の努力と夢は等しく尊いものだ」とつづった。

 これは禁止薬物陽性反応が出たが、引き続きオリンピックに出場可能となったワリエワ選手についての発言とみられる。

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は14日、ドーピング違反通報を受けたロシア反ドーピング機関(RUSADA)がワリエワの懲戒を撤回したことと関連し、国際オリンピック委員会(IOC)、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)、国際スケート連盟(ISU)が共同で提起した異議申請を棄却。ワリエワは15日に開かれるフィギュアスケート女子個人戦ショートプログラムに正常に出場する。

 米国のFOXスポーツは「2010バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート金メダルリストである韓国のキム・ヨナがInstagramにワリエワの出場を禁止しなければならないという“珍しい発言”をした」とし、キム・ヨナが投稿した文を伝えた。

 キム・ヨナはこれまでフィギュアスケートであった騒動については立場を明らかにしていなかった。自身が銀メダルを獲得した2014ソチ冬季オリンピックで、全世界的に起きた“ひいき判定”騒動についても、何も話さなかった。

 ロイター通信も今回のCASの決定に対するスポーツ界の反対発言を伝え、キム・ヨナの立場も紹介した。米国CNNも同じだ。

 日本のメディアもキム・ヨナの発言に対して大きな関心を示した。デイリースポーツや日刊スポーツなど日本のメディアは「キム・ヨナがワリエワのドーピング問題をめぐりCASを批判する文章をInstagram投稿した」とし、投稿から4時間で15万件以上の“いいね”がついており、6000件以上の書き込みがあったと伝えた。


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