コロナで苦しむ自営業者らが「剃髪式」行う、「24時間営業」で政府に反発＝韓国

終わりの見えない社会的距離確保で崖っぷちに立たされた自営業者たちの反発が激しくなっている。

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コロナ被害自営業総連合（コロナ自総）が15日、ソウル・クァンファムン（光化門）で「集合制限の撤廃や損失補償を促す政府糾弾総集会」を開催した。コロナ自総は今月14日に声明を出し、「自営業者に対する処遇が直ちに改善されない場合、コロナ自総に属している自営業者は21日から政府の防疫指針に抵抗し、24時間営業を続ける」と発表した。

この日開かれた集会で、コロナ自総代表は「あまりにも苦しく、自営業者26人が命を絶った。今回の措置以降これ以上法を守ることはできないため、24時間営業することを決めた」と述べた。

今年1月25日、ソウル・ヨイド（汝矣島）で行われた集団剃髪式の後に行われた今回の集会でも、自営業者10人が硬い表情で剃髪に臨んだ。集会に参加した自営業者たちは、切った髪の毛を箱に入れ、政策建議書を持って大統領府に向った。

この日、コロナ自総は営業時間制限措置の撤廃、売上高10億ウォン（約1億円）以上の自営業者による損失補償対象を含め、損失補償遡及適用および100%補償の実現、ソウル・地方自治体に対する別途の支援策作り、コロナ発生後に開業したすべての店に対する損失補償金の追加適用などを要求した。