◇新規コロナ感染者が過去最多の9万人超 前日より3.3万人増 中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から9万443人増え、累計155万2851人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は前日より約3万3000人多い。大幅な増加で再び過去最多を更新した。 ◇安哲秀氏陣営「選挙運動中断」 遊説用バスで2人死亡 大統領選(3月9日投開票)の中道系野党「国民の党」候補、安哲秀(アン・チョルス)党代表は、遊説を中断して15日に遊説用バスで2人が死亡した事故の収拾に注力する。同日夜に2人の遺体が安置されている病院を訪れた安氏は、選挙運動を全面中断して事故の原因究明に最善を尽くすと明らかにした。大統領選の公式選挙運動が始まったこの日午後、中部の忠清北道天安市内の路上に停車していた安候補の遊説用バス内で運転手と運動員が倒れているのが見つかり、搬送された病院で死亡が確認された。◇北京五輪ショートトラック男子5千リレー 黄大憲が2冠に挑戦 スピードスケート・ショートトラック男子のエース、黄大憲(ファン・デホン)が16日夜、北京冬季五輪のショートトラック男子5000メートルリレー決勝に出場する。9日に行われた男子1500メートル決勝で金メダルを獲得した黄は、李俊瑞(イ・ジュンソ)、朴章ヒョク(パク・ジャンヒョク)、郭潤起(
クァク・ユンギ)、金東ウク(
キム・ドンウク)とともにロシア・オリンピック委員会(ROC)、カナダ、イタリア、中国とメダルを争い、韓国選手団初の2冠に挑戦する。◇韓米がバイデン氏の5月訪韓を調整 新大統領と会談へ 韓米外交当局がバイデン米大統領の今年上半期の訪韓について話し合っていることが分かった。バイデン氏は5月後半に米日豪印による協力枠組み「クアッド」の首脳会合に出席するために訪日を推進しており、これを機にした訪韓を調整しているという。5月後半の訪韓が確定すれば、バイデン氏は5月9日に就任する新大統領と首脳会談を行うことになる。 ◇革命聖地で金正日氏生誕80年祝う報告大会 金正恩氏が出席 北朝鮮の朝鮮中央通信は、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕80年を祝う中央報告大会が15日に革命の聖地、三池淵で開催されたと伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が出席し、正日氏の銅像に花をささげた。この行事には崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長や趙甬元(チョ・ヨンウォン)党組織書記、金徳訓(キム・ドクフン)首相、金正恩氏の妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長らも出席した。◇21年の訪韓外国人観光客21万人 コロナ前の1.5% 韓国観光公社が15日発表した統計によると、2021年に韓国を訪問した外国人は96万7000人で、そのうち観光目的の訪問は21万2000人と全体の21.9%にとどまった。観光目的で訪問した外国人客数は前年の12.8%水準で、新型コロナウイルス感染拡大前の19年のわずか1.5%。国籍別では米国が7万人で最も多く、続いてフィリピン(3万3000人)、インドネシア(1万6000人)、中国(1万5000人)、ミャンマー(1万5000人)の順。コロナ禍以前は最多の中国に続いて多かった日本は1047人だった。
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