スピードスケート元韓国代表イ・サンファの「タメ口解説」に不快感、一部視聴者から「降板要求」も(画像提供:wowkorea)
スピードスケート元韓国代表イ・サンファの「タメ口解説」に不快感、一部視聴者から「降板要求」も(画像提供:wowkorea)
北京冬季オリンピックの試合中継で「タメ口」を使いながら解説していたスピードスケート元韓国代表イ・サンファ(32)に対し、視聴者が不快感を示したと韓国メディアが報じた。一部からは「降板要求」も届いたという。

イ・サンファ の最新ニュースまとめ

 スピードスケート男子500メートル決勝の中継で、チャ・ミンギュ選手のレースを解説していたイ・サンファは「先に、先に、おお!いい感じに見える!落ち着いて、落ち着いて、落ち着いてていい感じ!」、「もっと上がらないと!最後まで最後まで!おお!」と中継の間ひたすら叫び続けていた。チャ・ミンギュが決勝戦を通過する直前のレースも同じように叫びながら解説していた。

 この中継に関してKBS視聴者権益センター視聴者請願掲示板には「北京五輪中継で、イ・サンファさんを見たくない」、「イ・サンファさんに解説の資格はない」、「イ・サンファさん、降板してください」など請願文の投稿が多数寄せられた。

 ある請願者は「現役時代、一生懸命レースしていたし、実力があるのは分かるが、全国民が視聴するチャンネルで『おい!そこ』などと話すのは正しいだろうか。選手と親しいのも分かるが、解説者という立場でタメ口を使って個人の感情を出すのは、解説者として相応しくない。不快に感じてチャンネルを変えた」とし、イ・サンファの解説スタイルを指摘した。

 一部では「わたしもイ・サンファさんと同じように(テレビの前で)叫んだ。チャ・ミンギュ選手、おめでとう」、「人間的で良いと思う」、「心から韓国を応援しているのが伝わった」など、イ・サンファを擁護する声もあった。

 このようにさまざまな意見が飛び交っていることを意識したのか、イ・サンファは問題視されてわずか1日で態度を変えた。

 15日、イ・サンファはスピードスケート男子チームとカナダチームとの5・6位決定戦の中継を担当。その際、落ち着いた口調で簡潔な解説を続けた。

 解説中、イ・サンファは自身の「タメ口解説」が問題になっていることを意識したように、落ち着いた口調と簡潔な説明に変更して解説を“リスタート”し注目を集めている。


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