イ・ジフン の最新ニュースまとめ
17日、中央防疫対策本部(中対本)によると、この日午前0時現在のコロナ新規感染者は9万3135人で、累計感染者数は164万5978人となった。重症者は昨日より76人急増し、389人を記録した。また、昨日は36人が死亡し、累計死亡者は7238人になった。
現在の傾向が続けば、5月ごろにコロナ累計感染者は1000万人を超えることになる。これとて肯定的な予測だ。専門家たちは3月初めに1日当たりの新規感染者を30万人と予測しているため、4月以前に1000万人を超える可能性がある。もちろん、これは政府がチェックした数字に過ぎない。専門家たちは、実際の感染人数は政府が把握している数字の2倍になると分析している。
イスラエルや米国などの事例を見ると、全体人口の約70~80%がコロナに感染してから減少傾向に転じることになる。これにより韓国が減少傾向になる時期は4~5月と予想される。イファ(梨花)女子大学モクドン(木洞)病院呼吸器内科のチョン・ウンミ(千恩美)教授は「来週に15~20万人、3月初めに30万人以上となり、ピークに達するのではないかと予想される。もちろん、これは政府がチェックした数字で、実際の感染者はこの2倍と思われる」と診断した。千教授は「外国の事例や研究を見ると、全国民の70~80%が感染した後、緩やかに減少する」と見通した。
全国民の86%がコロナ2次ワクチンを接種したにもかかわらず、コロナは野火のように広がっており、ワクチンの信頼度は落ちている。このため、政府のワクチンパス(接種証明・陰性確認制)に対する不満は高まっている。疾病管理庁によると、全体人口比でコロナワクチン2次接種率は86%に達し、3次接種率も58%に達している。
会社員イ・ジフン氏(41)は「ブレイクスルー感染が続出する状況でワクチンを万病治療薬のように主張し、副作用については口を閉ざす政府はもう信じられない。ワクチンパスで国民に不便ばかり与えている」と批判した。
就職活動中の金某氏(27)は「周りにワクチンを接種した後で亡くなったケースがあったのでワクチン接種を受けていないが、ワクチンパスによって日常は事実上マヒした状態に等しい。ワクチンは効果がないことがだんだんと明らかになっているので、もうワクチンパスを諦めてほしい」と話した。
政府は、防疫パスをさらに維持する必要性があるとしている。保健福祉部中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は前日に開かれた定例ブリーフィングで「重症者や死亡者を最小限に抑えようという政策的目標を達成するための費用効果性を考えると、防疫パスは社会的距離確保よりもさらに維持する必要性があると思う」と述べた。
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