新社名のIPXには「多様なIP体験の提供」を意味する「IPエクスペリエンス(eXperience)」と、「忘れられない贈り物のような特別な経験を届ける(Impressive Present eXperience)」といった意味を込めた。「ラインフレンズ」の名称は、オリジナルキャラクターのIPや実店舗などのブランド名として使い続け、海外法人の社名も既存のまま維持する。
これに先立ちIPXは、メタバースとNFTサービスまで拡大可能な新しいIP生成プラットフォーム「フレンズ(FRENZ)」の提供開始を宣言していた。IPXはロイヤリティが高いファン層を持つ韓国内外のIPアーティストを発掘し、協業を通じて成長の可能性があるIPを確保し続け、これらを「スーパーIP」へと育成する。世界のファッションやエンターテインメント分野におけるアーティストと共に、これまでになかった新概念の仮想IPを提供する計画だ。
一方、IPXは最近、アンリアルエンジンとリアルタイム視覚効果(VFX)技術を専門とする企業に投資したほか、ブロックチェーン(分散型台帳)とキャラクターコンテンツを融合したNFTマーケティングソリューションを提供する韓国のスタートアップを買収するなど、デジタルIPエンターテインメントビジネスの強化に向けた技術力の確保に乗り出している。
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