ウクライナ侵攻のロシアで欧州CL決勝戦「開催できない」、UEFAが開催地変更へ＝韓国報道

ウクライナを侵攻したロシアで、欧州サッカー連盟（UEFA）チャンピオンズリーグ（CL）決勝戦は「開催できない」との決定が下された。

　韓国メディア「イーデイリー」は25日、英BBCの報道を引用し、UEFAがロシアのサンクト・ペテルブルグで開催予定だったUCL決勝戦の会場を変更すると伝えた。

　当初、今回のUCL決勝戦は現地時間5月28日サンクト・ペテルブルグのガスプロム・アリーナで開かれる予定だった。サンクト・ペテルブルグは、プーチン大統領の故郷でもある。

　国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティーノ会長は「FIFAは、ロシアがウクライナで武力を使用していること、争いを解決するために暴力を使うことを糾弾する」とし、「暴力は絶対に解決策にはならない。すべての当事者が建設的な対話を通じて、平和を回復することを追求する」と明かした。

　また、ウクライナサッカー協会も声明を発表し、「FIFAやUEFAが主幹する大会にロシア代表チームやクラブチームが参加することを認めてはならない」と主張した。