韓国警察が、イ・ジェミョン(李在明)「共に民主党」大統領選候補の選挙ポスター8件を壊した70代の男を防犯カメラの分析などを通じて追跡し、逮捕した。

 2日、警察によるとソウル鍾岩警察署は、李在明候補の選挙ポスターに落書きした疑いで無職の男A(74)を検挙したという。

 Aは先月25日、ソウル・ソンブク(城北区)ソククァンドン(石串洞)とトンデムング(東大門区)ハンチョンノ(漢川路)一帯に貼られている選挙ポスターに、李候補の目の部分をペンで落書きした疑いをもたれている。

 これに先立って、鍾岩警察署に2件、東大門警察署に6件の計8件の選挙ポスターが壊されたという通報があったが、警察の調査結果、全てAの犯行だとわかった。

 警察は、壊された選挙ポスターがいずれも李候補の目を中心に落書きされていたため、同一犯の仕業と判断し、防犯カメラの分析や指紋鑑識などを通じて、Aを住居地で検挙した。

 鍾岩警察署の関係者は「通報された選挙ポスター2件のうち1件は先月25日午前1時頃に発生しており、残り1件も確認中」とし「Aを対象に同日午後に壊した経緯などを調査する予定」と述べた。

 東大門区一帯で起きた李候補の選挙ポスターの件は調査を終えた。東大門警察署の関係者は「犯行時刻は先月25日未明の時間帯で、Aが当時酒に酔っていたと供述した」と説明した。

 警察は、Aに対して公職選挙法違反容疑を適用し、今週中に起訴相当の意見をつけて送検する予定だ。

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