韓国大統領選挙の期日前投票初日、投票所事務員の「手袋の色」が特定の政党を象徴していると問題に(画像提供:wowkorea)
韓国大統領選挙の期日前投票初日、投票所事務員の「手袋の色」が特定の政党を象徴していると問題に(画像提供:wowkorea)
韓国大統領選挙の期日前投票が始まり、投票所事務員の手袋の色に対する論議が広がっている。

 野党「国民の力」江原道党は期日前投票が始まった4日、カンウォンド(江原道)内の全ての投票所の事務員が与党「共に民主党」候補のカラーである青色のラテックス手袋をはめて業務をしていると問題を提起。この日午前、チュンチョン(春川)市内の投票所では有権者が事務員に直接抗議する場面もあったという。

 国民の力江原道党のチャ・スンオ事務所長は「政治的中立を守らなければならない選挙管理委員会が特定の党を象徴する色の手袋を使用したことは、選挙の中立性を棄損することだ。青色のラテックス手袋を全面改修し、政党カラーが表れない色に替えることを要請する」と伝えた。

 これに対して江原道選挙管理委員会の関係者は「中央選挙管理委員会で防疫用品として一括購入したもので、何らかの意図があったのではない」と説明し、「江原道内196か所の投票所に透明のビニール手袋に替えている」と明らかにした。

 期日前投票2日目となる5日には新型コロナウイルス感染者が投票するため、事務員たちが着用する青色の防護服も準備していたが、一般的なレインコートに入れ替える作業も並行している。
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