100% の最新ニュースまとめ
慶尚北道蔚珍と江原道三陟にはそれぞれ午後2時と午後7時に「山火事第3段階」と山火事災害国家危機の「深刻」レベルが発令されている。消防当局の消防ヘリ100%と管轄消防隊員100%、隣接地域の消防隊員50%などが動員されている。山火事の現場の所轄を慶尚北道知事から山林庁長に移管し、総力を挙げて対応に当たっている。
山林当局は山火事発生地から10キロ離れた地点にある蔚珍ハヌル原発に消防設備と人員を配備し、現在まで人命及び施設被害が出ることなく防御しており、江原道三陟にある韓国ガス公社三陟基地への被害を防ぐため、消防船を配備するなど集中的に対応している。山火事の影響区域は3299ha(蔚珍3260ha、三陟59ha)と推定され、山火事が発生している地域の住民約350人を近隣の小学校や公民館などに避難させた。また、三陟・ウォンドクウプ(元徳邑)・ウォルチョンリ(月千里)・サニャンリ(山陽里)・ノギョンリ(老景里)・サゴンリ(沙谷里)・キゴンリ(器谷里)一帯に居住する住民約1000人に避難命令が出された。また、元徳邑ホサンリ(湖山里)交差点~蔚珍方面の国道7号線を全面通行止めにした。
消防当局も隊員225人と消防車両85台を三陟のLNG基地に集結させるなど、消火活動に総力を挙げている。蔚珍に配備する予定だった中央救助本部の大容量放水砲もLNG基地に移動させている。山林当局は夜間山火事消火体制に切り替え、消防隊員の人命と重要施設保護に集中し、日の出と同時に使用可能な消防ヘリを総動員して鎮火活動を展開する方針だ。中央山火事防止対策本部のナム・テホン次長は「現在、山火事が強い風に乗って江原道三陟に広がり、重要施設に近づいている状況」と述べ、「山林当局は夜間消火体制に切り替え、消防設備を総動員して人命と重要施設の保護に万全を期す」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107