尹候補はこの日、ソウル市チュン(中)区で行った遊説で「昨日、感染者投票を行って少し問題になったが、私を信じてほしい」とこのように明らかにした。
尹候補は「私は詐欺師たちを長年相手にしてきたが、それは何かというと、我が国民の力の支持者の中で、常に不正選挙疑惑を提起する我が保守層を分裂させるための作戦だ」と言及した。
尹候補はウィジョンブ(議政府)市やパジュ(坡州)での遊説でも「工作に長けた人たちが我が国民の力の支持層を分裂させようとしている。多分に意図的だ。我々は徹底的に防ぎ、国民の皆さんが政権交代をしてくれれば、その経緯を徹底的に調査する」と述べた。
さらに「国民の力の支持者の中には、4・15総選挙に不正疑惑を持っている方がいる。そのため『(投票)しても意味がない』というふうに投票できないようにし、分裂させようとする画策だ」と繰り返し「気にすることなく、皆さん全員が投票すれば、悪いことや真相がすべて明らかになる」と強調した。
続いて「今回の感染者投票管理は、かなり深刻な問題だと思う。他の所は腐っても、選挙管理委員会が腐れば民主主義は滅びる。我が国の選挙管理委員会は正常なのか。国が膿(う)み、傷ができたとしても度が過ぎる。いくら腐っても選挙管理委員会は中立を守らなければならないのではないか」と選挙管理委員会を叱咤した。
尹候補は前日に期日前投票した感染者たちについて「事実、あの方たちは真面目で純真な方なのであって『感染者ではない』と言い、一般投票所にマスクをつけて入り、投票すれば分からない」と述べた。
また「感染者だと申告すると何かしてあげることがあれば(申告するだろう)、そうではないか。だからといって感染者が動き回るのを統制するのか。一体、何をしようというのか」と皮肉った。
尹候補は「私が皆さんに自信を持って申し上げる。投票すれば必ず勝つ。しかし、投票しなければ負ける」と本投票日(9日)には積極的に投票してほしいと繰り返し訴えた。
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