CCTVを紙で隠し…事前投票5万枚、選管委局長室にあった=韓国大統領選挙(画像提供:wowkorea)
CCTVを紙で隠し…事前投票5万枚、選管委局長室にあった=韓国大統領選挙(画像提供:wowkorea)
キョンギ(京畿)道ブチョン(富川)市の選挙管理委員会が第20代大統領選挙の管外事前投票用紙を事務室に一時的に保管しながら、室内のCCTV(防犯カメラ)を紙で隠していたことが物議を醸している。

7日、野党「国民の力」富川市議員と党協委員会などによると、イ・ウムジェ、ソ・ヨンソク、チェ・ファンシク党協委員長と市議員ら12人はきょう、新型コロナウイルス感染者の事前投票のずさんな管理に対する対策を求めるため、富川市選挙管理委員会の事務局長室を訪れ、このような状況を確認した。

当時、事務局長室には、4日と5日に実施された管外事前投票の際に有権者が記入した投票用紙の郵便物約5万部が500枚単位でプラスチックの箱に入れられていた。

「国民の力」関係者は、「管外事前投票の郵便物がなぜ事務局長室にあるのか」と問いただした。規定上、郵便局を通じ他地域で投票に参加した地域民の投票用紙が地域の選挙管理委員会に受け付けられると、政党推薦委員の立ち合いのもと郵便投票箱にこれを入れるのが原則だ。

これについて富川市選挙管理委員会の関係者は、「この郵便物は富川地域外で有権者が投票した管外事前投票の郵便物」とし、「分類する前に保管する適当な場所がなく、事務局長室に保管している」と釈明した。

しかし問題はそれだけではなかった。きょう「国民の力」関係者らは選挙管理委員会の事務局長室で事前投票の郵便物が保管された事務局長室のCCTVが紙で隠されている様子を目撃した。

これについて選挙管理委員会の関係者は、「事前投票よりだいぶ前に会議などを理由に誰かがCCTVを隠したようで、認識していなかった」という趣旨の釈明をしたと伝えられた。

イ・ウムジェ委員長は、「不正選挙への対策を要求するため選挙管理委員会の事務局長に抗議訪問した状況で、管外事前投票の郵便物がきちんと管理されていない場面を目撃した」とし、「法に基づき安全に保管されなければならない管外事前投票の郵便物がずさんに管理されていただけに、選挙管理委員会が不正選挙に深く介入したという疑いを拭い切れない」と主張した。
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