韓国国家情報院、サムスンのハッキングに「国家的な中核技術の流出はなし」と確認(画像提供:wowkorea)
韓国国家情報院、サムスンのハッキングに「国家的な中核技術の流出はなし」と確認(画像提供:wowkorea)
サムスン電子が国際的なハッカーグループからの攻撃により、一部の機密情報が流出したという報道を一部認めたことを受け、国家情報院は流出した情報が国家的な中核技術には該当しないという立場を明らかにした。

同院は「関連部署や該当企業と協力して、報道内容と国家的な中核技術流出の有無について確認した結果、産業技術保護法上の中核技術に該当しないことを把握した」と説明。さらに「韓国内外の多様なチャネルを活用し、ハッキング活動関連の情報収集や、指標となるIPアドレス、悪性コードなどの情報入手などを支援する計画」と述べた。

これに先立ち、ハッキンググループ「LAPSUS$」がサムスン電子のシステムをハッキングし、190ギガバイト(GB)におよぶ機密情報を盗み取ったと、海外で報道された。同グループは、入手した機密情報に、サムスン電子のセキュリティシステム「Knox」や「サムスンパス」などのソースコードが含まれていると主張した。

サムスン電子は社内告知を通じて「このほど外部からのハッキング行為を認知したことを受け、情報保護センターとMX事業部のセキュリティチームが、セキュリティシステムを強化するなど対応体制を即時稼働した。これまで確認された流出資料には、『ギャラクシー』の駆動に必要な一部のソースコードが含まれているが、役員や顧客の個人情報は含まれていない」と明かした。

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