韓国大統領選挙投票日の新型コロナ新規感染者、過去最多の「34万2446人」

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は大統領選挙投票日の9日、34万人を超え過去最多値を再び更新した。週末効果が終わり感染者が毎週水曜日に急増する現象は今回も繰り返され、感染者は前日より14万人近く増えた。累積感染者もきょう520万人を超え、韓国の国民「10人に1人」が新型コロナウイルスに感染したことになる。

当初、政府は大統領選挙投票日の新規感染者を23万人、オミクロン株のピークを最大35万人と予測した。また、防疫レベルを強化（営業時間午後10時まで→午後11時まで）し、最大38万5000人に予測を修正した。しかし実際の感染者は予想より11万人も多くなった。

入院中の重症者も1087人と2日連続1000人台を記録し、前日より80人増えた。政府は最大2500人まで重症者を管理できると明らかにしたものの、非首都圏の重症者病床の稼働率は68.8%と70%に迫っている。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は34万2446人と集計された。国内発生の感染者は34万2388人、海外流入の感染者は58人で累積感染者は521万2118人だ。きょうの選別診療所（統合）の検査件数は96万1249件だった。選別診療所の陽性率は45.8%、総検査比の陽性率は35.6%だ。

入院中の重症者は1087人だ。死亡者は158人、累積死亡者は9440人（致命率0.18%）だ。

全国の重症者専門病床の稼働率は59.1%を記録した。首都圏の重症者専門病床の稼働率は55.0%、非首都圏は68.8%だ。在宅治療者は121万8536人、このうち集中管理群は18万5104人だ。