<韓国大統領選>期日前投票の杜撰(ずさん)な管理で選挙管理委員長が告発された件はソウル中央地検が担当(画像提供:wowkorea)
<韓国大統領選>期日前投票の杜撰(ずさん)な管理で選挙管理委員長が告発された件はソウル中央地検が担当(画像提供:wowkorea)
第20代韓国大統領選挙の期日前投票で発生した杜撰(ずさん)な管理・運営により告発されたノ・ジョンヒ(盧貞姫)選挙管理委員長の事件はソウル中央地検が担当することになった。

10日、検察によると、ソウル中央地検公共捜査1部は、公職選挙法違反および職権乱用などの嫌疑で告発された盧委員長の事件を割り当てられ、検討している。

これに先立ち、‘法治主義立て直し行動連帯’や‘庶民民生対策委員会’などの市民団体は「コロナ感染者・隔離者の期日前投票の過程で選挙管理委員会の杜撰な運営により混乱が生じ、憲法および法律違反が発生した」として、盧委員長をはじめ、選挙管理委員会関係者を検察に告発した。

5日に行われた感染者・自宅隔離者の期日前投票では、隔離対象の有権者たちが投票用紙と封筒を受け取って別の場所で投票した後、用紙を封筒に入れて選挙事務補助員に渡す方式で行われた。

この過程で、投票用紙が紙袋やかごなどに杜撰に保管されたり、特定候補が記入された投票用紙が配布される事例が発生し、至るところから苦情が殺到した。選挙管理委員会の杜撰な管理は、超薄氷の大統領選となった今回の選挙の後、不正があるのではないかという国民の不信まで引き起こした。

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