5人のバランサーたち。「Just Jerk」、ソンギュ(INFINITE)、コン・ミンジ、JAY B(GOT7)。(画像:画面キャプチャ)
5人のバランサーたち。「Just Jerk」、ソンギュ(INFINITE)、コン・ミンジ、JAY B(GOT7)。(画像:画面キャプチャ)
また斬新なアイドルオーディション番組が始まった。kakaoエンターテインメント・MBNで今月19日にスタートした「THE ORIGIN – A, B, Or What?」。グローバルボーイズグループのデビューメンバーを選抜するものだが、最近MZ世代でホットな遊び文化となっている「バランスゲーム(究極の選択)」をオーディションに取り入れた韓国初の“バランス・サバイバル”オーディションだ。

ソンギュ(INFINITE) の最新ニュースまとめ

参加者は13人の練習生。毎回2チーム(A、B)に分かれ、ゲームごとにチームをシャッフルし、計3回の究極の選択式ゲームを行う。練習生たちはすでに実力、ビジュアル、魅力などあらゆる面で完成度が高いため、どちらか一方を簡単に選べない“究極の選択”をサバイバルに取り入れたということらしい。

チームの勝敗は、現場の観客投票で決定。また、“バランサー”と呼ばれる審査員のJAY B(GOT7)、コン・ミンジ、ソンギュ(INFINITE)、「Just Jerk」のファン・ギュホンとクァク・ユニョンの5人が各チームの「エース」と脱落候補である「デス」を選び、勝ったチームは生存、負けたチームは脱落者が出るというルールだ。

注目ポイントは、やはり13人の練習生だろう。長い人で3年以上の練習生期間を過ごし、デビュー準備を終えた次世代K-POPスターの原石たち。最近のアイドルオーディションでよく見られる外国人は一人もおらず、全員韓国人というのが珍しいといえば珍しい。

その中には、YGエンターテインメントの練習生出身で、「YG宝石箱」に出演したキム・ヨンギュ、SMエンタテインメントの練習生出身チョン・ジュノ、リュ・ジュンミン、ソク・ラグォンら大手事務所の練習生も。ゲームごとにチームがシャッフルされるため、誰がリーダーになるのか、それによる練習生たちのチームワーク、コンビネーションも見逃せないポイントになる。

また、K-POPアイドルの先輩として、審査と温かいアドバイスを担当する“バランサー”も注目だ。特に、このようなオーディション番組の審査は初めてであり、いろいろアドバイスをしたいと意気込むJAY B。責任感を持って、チームに必要な、デビューへの想いが強い人を見つけていくと真剣なまなざしのソンギュ。ソンギュにいたっては、昨年新人ボーイズグループ「TAN」を誕生させた「極限デビュー野生ドル」(MBC)で、ミッションをサポートし、評価をする“プロ”として大活躍した実績があるだけに、今回も中心的な役割を果たしそうだ。JAY Bとソンギュにはグループのリーダーという共通項があり、どのような視点で評価するのかも面白いところだ。

初回は、最初のバランスゲーム「PRバランス」が幕を開けた。各チームの魅力が発揮できる曲を選び、観客とバランサーにチームをアピールするもので、2ラウンドにわたり、対決が繰り広げられる。

第1ラウンドは、Aチームが「BTS(防弾少年団)」の「MIC Drop」、Bチームが「ATEEZ」の「HALA HALA」を選曲し、ステージを披露。観客投票の結果、圧倒的なカリスマ性とシンクロダンスを披露したBチームが初勝利を収めた。Bチームは“バランサー”たちからも「デビューしたグループみたいだった」と絶賛されていたし、中でもリーダーのオ・ジュンソクが目を奪う存在感を発揮し、レベルが違うと満場一致で「エース」に選ばれていた。

次回、第2話の放送を前に23日には予告編が公開され、第2ラウンドのステージを準備している中、Aチームはソク・ラグォン、Bチームはリーダーのオ・ジュンソクが負傷で練習を中断する場面も。さらに、早くも最初の脱落者が発表されることも予告され、どのような結末が待っているのか、期待が高まる。

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