韓国外大の総学生会、「露、許せない」とウクライナ侵攻を批判(画像提供:wowkorea)
韓国外大の総学生会、「露、許せない」とウクライナ侵攻を批判(画像提供:wowkorea)
ロシアのウクライナ侵攻から1か月が過ぎた中で、韓国の大学総学生会がこれを糾弾する声明を発表した。

 韓国外国語大学・グローバルキャンパス総学生会(以下、総学)は25日、韓国首都圏、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)にある同キャンパス内の百年館で声明を発表し、「ロシアは、ウクライナで行っている反倫理的な行為を直ちに中止せよ」と求めた。声明文には、総学の他にウクライナ語科など、9学科が参加した。

 総学は「今年2月24日、ロシアはウクライナを武力で侵攻し、死者数は1万人を超えた。これによって発生した難民の数は300万人。(これは)世界平和のために努力する全世界の人々を愚弄したものであり、許されない犯罪行為だ」と批判した。

 つづいて「第1・2次世界大戦後、戦犯国の末路は悲惨だった。多くの犠牲者を生んだ。私益のために多くの若者を戦場に送り出し、多くの犠牲者を出したロシアの破廉恥な行為は決して許されない」と付け加えた。

 最後に総学は、ロシアに対して、現在ウクライナに駐留しているロシア軍を撤退させ、今回の事態に対する贖罪を要求した。総学は「グローバルキャンパスでは、世界平和のために献身する数多くの人材を輩出した。その7000人学友を代表して、次のように宣言する。(ロシアは)銃で打つことをやめ、直ちに対話と外交の扉を開いて、昨今の事態を平和的に解決せよ」と求めた。
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