この日午前、尹氏はソウル市内の大統領職引継委員会事務室で相星大使と会い、「日韓関係には解決の難しい問題もあるが、誠実さを持ち、互いに疎通して対話をすれば、難しい問題ではないと考えている」と述べた。
当初、尹氏は去る17日に相星大使の表敬訪問を受ける予定だったが、相星大使が新型コロナウイルスに感染したことで日程が延期されていた。
きょうの面会で尹氏は「(日韓関係の改善は)双方の多くの努力が必要だ」とし、「両国の政治指導者と官僚、国民たちが強い力で日韓関係を未来志向的に引っ張っていけば、うまく解決できると見ている」と話した。
これに先立ち、尹氏は去る11日、岸田首相との電話会談で「両国の懸案を合理的に相互共同利益に符合するように解決していくことが重要」としながら、「日米韓の3か国が朝鮮半島事案に関する協力をより強化していくものと期待する」と話し、日米韓の協力について強調していた。
これに、相星大使は「(岸田)首相との電話(会談)が非常に良い雰囲気でおこなわれ、われわれとしても非常に心強く思っている」と呼応した。
尹氏は特に、北朝鮮の核実験や大陸間弾道ミサイル発射モラトリウム破棄に関して「北朝鮮が核で得るものは何もないという確信を持てるように、日米韓がより緊密に協力することが必要だ」と強調。
相星大使は「北朝鮮の核ミサイル挑発が日韓両国間の安保に及ぼす脅威となるのはもちろん、国際社会に対しても深刻な挑戦となるだけに今後も東アジア地域の安定と繁栄のために韓国と緊密に協力していくことを希望する」と述べた。
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