ゴージャスな真っ白の衣装で登場した「VIVIZ」。(画像:画面キャプチャ)
ゴージャスな真っ白の衣装で登場した「VIVIZ」。(画像:画面キャプチャ)
いよいよ今月31日にスタートするMnetのガールズグループサバイバル番組「QUEENDOM 2」が本放送を前に、プロローグとなる対面式の模様を24日に放送。2022年を代表する“K-POP界の女王の座”をかけ、激しいバトルを繰り広げるガールズグループ6組を紹介した。

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このサバイバル番組は、各グループがミッションに応じて短期間で曲のパフォーマンスを準備し、披露。メンバーたち自身がアイディアを出し、作り上げていくため、各グループの企画力・プロデュース力も試されるというのも特徴。だからこそ、完成度の高いステージが量産され、毎回話題となる。

特に、前作のシーズン1ではこの番組をきっかけに、優勝した「MAMAMOO」はさらにその地位を確固たるものにしたし、準優勝した「OH MY GIRL」はヒットを連発するなど、グループのその後の活動にも勢いをつけた。出演するにあたり、毎回順位がつけられ、脱落制度まであるため、リスクが大きいといえば大きいが、それ以上に話題性、グローバルファンの拡大など得るものも大きいので、グループによってはメリットにもなりうるということだ。

よって、今回のシーズン2にもグループにとって変革が必要、あるいは今が大事な時期にあるガールズグループが集結した。「Brave Girls」、「VIVIZ」、「宇宙少女」、「今月の少女(LOONA)」、「Kep1er」、ヒョリンの6組だ。

まず、「Brave Girls」といえば、「Rollin’」でのブレイクで、解散寸前の崖っぷちアイドルから大逆転したアイコン。いまだに「ヨクチュヘン」(逆走行:曲を発表したときは注目を浴びなかったのに、しばらく経ってから音楽チャートで徐々に順位が上がっていくこと)を成し遂げたことが話題に上がるが、本人たちは「Rollin’」でヨクチュヘンをしたが、「Rollin’」だけで終わりたくないと意気込んでいる。

デビュー7年目の「宇宙少女」は停滞期にあり、「今月の少女」は所属事務所の資金難やコロナ禍が重なり、グループとして十分な活動ができていない状況。「GFRIEND」出身のウナ、シンビ、オムジの3人でリスタートした「VIVIZ」も、新グループの魅力を広めるチャンスとステージを切望している。

この日放送された対面式では、緊張感の混じった独特な空気感が漂っていた。向かいに座ることになった「宇宙少女」と「今月の少女」は、“大人数”、“パフォーマンス”、“(グループ名の)少女”など共通点が多く、どことなく牽制し合っている雰囲気。そんな中にあって、「Brave Girls」は人見知りが激しく、友達がいないので、早くも疎外感を覚えると話していた。

収録日基準で、デビュー49日目の「Kep1er」は先輩たちが自分たちのことを知っているのか、ということが気になっていたようだが、新人らしく初々しい元気のいいあいさつをしながら登場。隣の席だった「今月の少女」が、「Kep1er」のことを「もちろん知ってる」とデビュー曲「WA DA DA」のダンスまで踊り、「Kep1er」を感動させていた。

ここで雰囲気を変えたのが、女神のような真っ白の衣装で登場した「VIVIZ」。韓国のオーディションではよく「キソンチェアプ(機先を制すること)」が大事だと言われるが、まさにまぶしいぐらいのオーラで圧倒したのだ。授賞式のようにゴージャスに着飾ったのは戦略だった。

そんな「VIVIZ」を相手に、「宇宙少女」が先輩・後輩問題を持ち出した。「GFRIEND」は2015年にデビューしているが、「VIVIZ」としては2022年デビュー。2016年デビューの「宇宙少女」のメンバーがふざけて、「VIVIZ」は先輩ではないと言っているのを耳にしたシンビがそれに反応。「先輩ではないんですか?」とくぎを刺し、ピリつく場面もあった。Mnetのオーディションでは“悪魔の編集”がたびたび取り沙汰されるが、さっそく「VIVIZ」がターゲットにされたか⁉

ともかく、サバイバルである以上、ヒリヒリする場面は今後も出てくるだろう。最後に、6組の中では大先輩格のヒョリンが貫禄の登場。サバイバル経験者であり、サバイバルは面白いと余裕を見せるヒョリンを全員が起立して迎えた。

MCはグランドマスターのテヨン(少女時代)とクイーンマネジャーのお笑い芸人イ・ヨンジン。世代交代の激しいアイドル界において、ここでもガールズグループの勢力図が変わるのか、と期待を集めている。31日、新たなカムバック合戦が幕を開ける。

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