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インチョン(仁川)地検刑事2部は、殺人の容疑でイ容疑者と共犯のチョ・ヒョンス(30)容疑者の逮捕令状を取って指名手配したことを30日明らかにした。内縁関係だった2人は2019年6月、加平郡内の渓谷で夫のユン某氏(当時39歳)を殺害した容疑が持たれている。
この日、イ容疑者の名前や年齢、顔などが公開されると、各種オンラインコミュニティには、2002年3月にMBCで放送された番組‘日曜日の夜に-ラブハウス’の特定回のキャプチャー映像が広がった。当時13歳だった李容疑者が障害を持つ両親と一緒に出演した放送回だ。
当該放送は、苦しい家庭環境の人たちを訪ね、住居環境を改善したり、プレゼントを贈る番組だった。この回で李容疑者は、インチョン(仁川)市ヨンスドン(延壽洞)の9坪の家で、下半身麻痺の両親と暮らしている幼い娘として紹介された。国からの補助金45万ウォン(約4万5235円)で1か月を暮らしているというイ容疑者の両親は「娘の将来のことを思うと眠れない」と涙ぐむ姿も見せた。
特に、両親の車椅子を保管するため、自分の部屋を使うことができないと言いながらも「両親と一緒に部屋を使っているのに、私の寝相がひどくて申し訳ない」と話すイ容疑者の様子に司会者からは称賛が相次いだ。イ容疑者は放送の最後で「私も将来大きくなったときにはもらった分くらい、他の恵まれていない人に分けてあげたい」と誓っていた。
一方、検察はイ容疑者とチョ容疑者が全く泳げないユン氏にダイビングさせた後、救助せずに殺害したものと見ている。2人は2019年2月にユン氏にふぐの血などを混ぜた物を食べさせて殺害しようとしたが未遂に終わり、3か月後には京畿道の釣り場でユン氏を水に落としたが知人が救助して失敗した。
検察は、彼らがユン氏名義の生命保険金8億ウォン(約8045万円)を狙って犯行を計画したと見ている。実際、李容疑者は夫が死亡した5か月後、保険会社に生命保険金を請求したものの、断られた経緯がある。
イ容疑者とチョ容疑者は、昨年12月13日に検察の取り調べを終えた後、3か月間行方が分からない状態になっている。
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