済州は来る2日午後、済州ワールドカップ競技場で開かれるハナ1Q Kリーグ 2022第7節はホームで大邱と対戦する。この日、済州はことしで74周年となる「済州島四・三事件」の歴史を追悼する特別イベントを準備した。
「済州島四・三事件」とは、1948年済州で発生。解放後の武力衝突と鎮圧過程で数千人の島民が犠牲になった。あのときの痛みは、現在でも済州全体に残っている。
ことし済州ユナイテッドは、「済州島四・三事件」の追悼に積極的に乗り出した。
チームは2日の大邱戦で追悼の意味を知らせ、4月の1か月間はユニフォームの胸元に「椿の花バッジ」をつける。ユニフォームの背中には「4・3はわれわれの歴史」という追悼文をプリントする。また、選手団は公式の場で「椿マスク」を着用して入場する。
ナム・ギイル監督は「4・3は済州道民にとって大きな意味がある。いまでも、あの痛みは済州島民に、そして済州全体に残っている」とし、「スタジアムを訪問するすべての方々と一緒に4・3犠牲者を追悼し、済州に暖かい春がやってくることを心から願う」と伝えた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4